稽留流産手術の痛みは?痛みを軽減する4つのポイント
稽留流産手術が決まった方が気になることの1つに手術の痛みがあると思います。
流産という精神的にも落ち込んでいる状態で、手術をしなければならないという辛い状況。
ネットで手術の痛みについて検索しても激痛だったという方と、全く痛くなかったという方に分かれますね。
今回は、手術を受けた方の体験談をまとめるとともに、体験談から見えた手術の痛みを軽減するポイントを紹介していきます。
稽留流産の手術にかかる費用は?保険は適用される?
稽留流産手術の流れは?入院、日帰りの選択は?
稽留流産手術後の仕事復帰はいつから?術後の体調変化や安静期間は?
今回は分かりやすいように、子宮頚部の拡張と、手術本番について分けて紹介していきます。
まだ、手術の流れを把握してない方は、稽留流産手術の流れは?入院、日帰りの選択は?を先に読んでおいてくださいね。
体験談に出てくる用語の説明も紹介しているので、読んだあとのほうが、体験談を理解しやすいです。
子宮頚部の拡張の痛み
私は、子宮口を開く処置は全く痛くなかったです。
子宮頚部拡張の日に入院して、ラミナリアを挿入する処置をしました。
とても痛く、しばらく動けませんでした。
私の場合は痛みを押さえる筋肉注射をされましたが、その後も子宮口が開く痛み(生理痛の重い感じ?)が続き、痛み止を飲みながらなんとか過ごしました。
子宮頚部拡張は全く痛くなかったです。
子宮口を開くものにはいくつか種類があり、それによっても痛みも違うみたいなので、手術をする病院に確認するといいかもしれないです。
マッチ棒ぐらいの大きさのラミナリアを3本入れました。
麻酔はありませんでした。
器具が入る所から痛いですが、その時の私の精神状態は無。
力さえ入らず、ガチャガチャとリアルな器具の音・・数分程で終わりました。
力を入れない方が痛くないそうです。
しかし、痛かったのは帰ってからでした。
鈍痛がずっと続き、呼吸困難になるかと思いました。
その日は痛くて眠れませんでした。(この方は翌日が手術)
子宮口を広げる処置は全く痛くなかったです。
チクリともしませんでした。
お裁縫で針を刺しちゃった痛みの10分の1以下。
子宮口を先に広げるため、ラミナリアを入れましたが、声を上げるくらいの激痛でした・・
凄く痛いとネットで見たので、怖かったのですが、麻酔なしで全く痛くなく、帰りにお寿司を食べて帰りました。
先生からは「子宮口がかなり狭いから子宮口を広げる処置は痛いかもしれないけど我慢してねと」言われ、前日から不安であまりにも怖くて吐きそうでした。
当日の処置中「狭いし1本しか入らない」って先生が話してるのが聞こえてきました。
しかし、心構えだけはしっかりしていたので、痛いながらも耐えれるほどでした。
手術当日の朝に、ラミナリアを入れました。
麻酔などありませんでしたが、一瞬だけ「イタッ!」と感じた程度でしたよ。
非常に恐怖を感じていました。
そのおかげか、ラミナリアを入れるときもっと痛いと思っていましたが、想像していたよりも平気でした。
痛みは0ではありませんが、つねられる程度の痛みで、我慢出来ない痛みではなかったです。
私は出産未経験ですが、ラミナリアは想像していたより痛くなかったです。
手術当日の朝に挿入して、お昼に手術でしたがその間も違和感はありませんでした。
体験者の方の意見をまとめてみました。何百という体験談を調べましたが、やはり、痛い人と痛くない人で分かれます。
ただ、心構えが大事なようです。
激痛を心配して、恐怖を感じていた方の方が、痛みが少なかったと感じる傾向にあります。
また、子宮口の広さや硬さによって痛みの感じかたがかなり違います。
元々、子宮口が広く柔らかい方の方が、痛みを感じない傾向にありますね。
手術本番の痛み
手術は静脈麻酔をするので、痛みは全くありませんでした。
手術は麻酔が効いてあっという間に終わったと思います。
ただ、自分の場合は、手術後の腹痛が強かったのですが、痛み止めを飲んでからは全く痛みはありませんでした。
手術は静脈麻酔で気が付いたら終わってました。
術後も出血も少なく、腹痛もありません。
ちなみに薬は、抗生物質と子宮収縮剤をもらいました。
何一つ痛くなかったです。
寝てたら終わりました。
お腹に痛みも違和感も一切なく、術後の腹痛などもなし。
午後から、全身麻酔をして手術をしました。
私は麻酔がききにくい体質みたいで、恐ろしいほどの激痛があり、途中で麻酔を追加しましたが、
処置中ずっと意識があり、今思い出しても涙が出るくらいの苦痛でした。
手術本番は、いじられている感じはしましたが痛みはなく、かといって意識失うこともなく、絶妙な麻酔の効き方でした。
手術をした病院の院長先生は腕が良いと評判で、「痛がる患者はほとんど居ませんよ」と看護師さんが言っていました。
また私自身凄くポジティブで、流産が確定した時も妊娠できる体って分かっただけでよかった、次頑張ろうとすぐに気持ちを切り替えたので精神的不安がなかったのが良かったのかもしれません。
手術本番は麻酔をしたら眠ってて、起きたら病室のベットの上でした。
痛いとかは全くなかったですね。
友人も何人か同じ手術を受けたことがありますが、みんな「痛くなかった。」と言ってました。
手術は全く痛くなく、手術後に麻酔から覚めたらお腹が痛かったのですが、「うう~いたい~」という程度で数時間で収まりました。
私の場合、手術がなかなかしんどかったです。
麻酔の影響で手術中は変な夢を見ててとっても気持ち悪く、目が覚めてからは吐き気とお腹の痛みで
うわ言で「痛い痛い気持ち悪い」って言い続けてたみたいです。
手術は麻酔で寝ている間に終わり痛みはありませんでした。
終わった直後は、生理痛のような感じがありましたが大丈夫でした。
手術は全身麻酔だったので、痛みは皆無でした。
ただ、目が覚めた時に強烈な生理痛のような痛みがお腹にありました。
体験者の方の意見を調べると、手術本番は麻酔を使うので、痛みを感じる方の割合は
子宮の拡張に比べて、はるかに少ないことが分かりました。
ただ、手術の違いや麻酔が効きにくい方も中にはいるので、痛みを感じる方も若干数いることが分かりました。
術後の腹痛が出る方もいますが、生理痛の重い程度のようで、我慢できない痛さではないようです。
痛みを軽減するための4つのポイント
1.不安を取り除く
大きく分けて、稽留流産手術には、子宮口を広げる処置と本番の手術がありますが、痛みが出るか出ないかは、実際に処置を受けるまで誰にも分かりません。
しかし、あまり緊張しすぎると手術を受ける前からストレスが溜まりよくありません。
手術に関して、少しでも不安に思うことや、疑問点があれば積極的に医師、看護師さんに相談しましょう。
医師、看護師との医師の疎通がしっかり取れていれば手術中に安心して、身をまかすことができ、痛みの軽減につながります。
2、リラックス
子宮口拡張手術では、とにかく力を抜くことが重要です。
力むと子宮口がスムーズに広がらず、痛い思いをする確率が上がってしまいます。
そのためには、1のポイントで紹介した医師、看護師との信頼関係が重要になってきます。
そして、子宮口拡張手術のときには、ゆっくりと深呼吸して、力まないようにしましょう。
3、覚悟を決める
1、2と若干矛盾しますが、「激痛があるかもしれない」という覚悟をしておいたほうが、痛みを感じない傾向にあります。
逆に、全く痛くないから大丈夫と身構えていると、ちょっとした痛みでも「激痛!」と感じてしまいます。
4、良い医者を選ぶ
稽留流産手術は簡単な手術と言われていますが、やはり手術には変わりありません。
可能なら、評判の良い病院、医者選びをしましょう。
まとめ
稽留流産手術は簡単な手術と言われていますが、痛みを伴うこともあります。
流産後は精神的にも落ち込み、ちょっとした心ない一言に傷ついてしまいます。
泣きたいときもあると思います。
そんなときは我慢しないで、旦那様、信頼できる家族の胸の中で思いっきり泣いてください。
流産からの手術。
とても辛い期間ですが、悲しみを我慢しないように。
悲しみを我慢してしまうとストレスとなり、ホルモンバランスを崩すこともあります。
次の妊娠に備えて、悲しいときはしっかり悲しみましょう。
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