【化学的流産は繰り返す?】化学的流産後は妊娠はしにくいのか?
健康なカップルでも、30%〜40%が経験すると言われている「化学的流産」。
1度でも経験した人にとっては「次もまた同じ事を繰り返すのではないか…」という不安は当然出てきますよね。
辛い思いをした人は、それだけ慎重になってしまうのだと思います。
そして、もうひとつ気がかりなのは「化学的流産をした後は、次の妊娠はしやすくなるのか、それともなかなか妊娠できないのか・・」という点だと思います。
これはとても知りたいテーマですよね。
今回は、そんな化学的流産の繰り返しについてと、その後の妊娠の可能性についてご紹介します。
化学的流産は繰り返してしまうものなの?
化学的流産は、本来妊娠・流産にカウントしないとされています。
産婦人科の先生によっては「遅れてきた生理と考えていい」という言い方をする場合もあるようです。
これは、初期流産の中でも、受精卵が子宮に着床するかしないかの、とても早い段階で流れてしまうためです。
化学的流産は繰り返されるのかという問題は、確実なデータがないので何とも言えません。
そこで、化学流産を経験した人のお話をまとめてみました。
「生理予定日を過ぎても生理が来なかったため、妊娠検査薬で検査したらうっすらと陽性反応がありました。
産婦人科に行ったら、妊娠5週と言われ旦那と大喜びしていましたが、その2日後に出血してしまい化学的流産となってしまいました。
そして、その翌周期も同じことを繰り返しました・・」
「結婚後1年の間に、化学的流産を3回繰り返しました・・。そのうちの2回は、妊娠検査薬でくっきり陽性反応が出ましたが、胎嚢が確認出来ずにそのまま流産しました。その時は微量の出血が続くという状態でした。」
「生理予定日1日前に妊娠検査薬で検査したところ、薄くですが陽性反応が出ました。
しかし、検査の2日後にいつもよりも強い生理痛とともに、残念ながら生理が始まりました。
これで、化学的流産の回数は5回になりました・・。」
これは、もちろん一部の人の声ですが、経験した人のお話を聞いてみると、化学的流産は意外に多いような気がします。
しかし、この結果は「自分で妊娠の検査ができるようになったこと」が大きく影響しているようにも思います。
まだ自分で検査ができなかった時代は、生理が大幅に遅れてつわりのような症状が出て、初めて病院に行くとことが多かったのではないのでしょうか?
だけど現在では、「いち早く妊娠しているか知りたい!」という焦りから、生理予定日前から検査をする人が多いですよね。
お医者さんの「化学的流産は、妊娠・流産にはカウントしない」という言葉を汲み取ると、せめて生理予定日を1週間ほど過ぎてからの検査でも、遅くはないような気がします。
化学的流産をしたあとは妊娠しやすい?
「流産したあとは妊娠しやすい・・」って、1度は耳にしたことがありませんか?
実はこれ医学的にも証明されているのです。
しかし、ここで注意!
この場合の、流産は稽留流産や自然流産を指します。
稽留流産や自然流産は、胎嚢まで確認できた後に赤ちゃんの成長が止まってしまうことです。
流産と診断された場合は、どちらもお腹の中をきれいにする必要があります。
自然流産は、処置をせずに自然に胎嚢などが外に出てきます。
稽留流産は、手術によりそれらを取り出します。
その時、1度子宮の中がきれいになるので、いわゆる子宮の中がリセットされた状態なのです。
その後、少し子宮を休ませて、いい状態をキープした結果、受精卵が着床しやすくなるといわれています。
一方、化学的流産は胎嚢確認前に流れてしまうので、それほど子宮に影響はなく、リセット状態にはならないとのこと。
女性の体は神秘といいますが、色々と難しいですね。
産婦人科の先生に直接質問をしてみたところ、化学的流産後に特に妊娠しやすいということはないそうです。
通常の妊娠のしやすさに戻るぐらいだそうです。
しかし、化学的流産を経験した方からも、次のような体験談があります。
「化学的流産をした翌月は、その影響からか排卵が大幅に遅れ、いつもの生理予定日あたりにやっと排卵しました。
結果、その排卵で妊娠・出産することができました。
子供は、これまで特に大きな病気もせず元気に育っているので、化学的流産後の妊娠でも特に問題はないと思います。」
「化学的流産をした後、産婦人科の先生から【次の妊娠は間を空けず、すぐにでも大丈夫】と言われました。
私は、特に意識せず「自然に」を心がけたところ、生理の再開を待たずに妊娠している事が分かりました。
お医者さんによると、
【妊娠できたということは子宮の状態は良いという事だから、心配はない】との事。その後無事に出産しました。」
嬉しい体験談ですね!
流産はとても辛い経験ですが、それを乗り越えたあとに授かった命には、特別な思いがあるのではないでしょうか。
まとめ
化学的流産を繰り返す確率は統計的に出ていません。
昔より、化学的流産が認知されているのは、妊娠検査薬の発達によるもののようです。
化学的流産は、流産とカウントしないので、そこまで意識しない方がいいでしょう。
(意識してしまうのももちろんわかりますが・・)
また、化学的流産後は妊娠がしやすくなるというデータもありませんでした。
しかし、妊娠しにくいというデータもありませんので、安心しましょう^^
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