【高齢出産や遺伝が原因?】年齢別のダウン症確率を紹介
日本では女性の社会進出男性の賃金低下などさまざまな要因により晩婚化が進んでいます。
当然晩婚化が進むと、必然と高齢出産になってきます。
高齢出産にはさまざまなリスクがありますが、今回はその中でも、「高齢出産とダウン症の関係」について紹介します。
高齢出産とは一般的に35歳以上を指します。
日本の出産平均年齢は?
昭和50年の第一子の平均出産年齢は25歳。
平成23年には30.1歳でした。
それに伴って、ダウン症が発生する確率が上昇しているようです。
母親の年齢別ダウン症発生確率は?
日本の新生児でダウン症で生まれる確率は、700~800人に1人と言われています。
しかし、これは生まれた赤ちゃん全体の確率であり、年齢によりダウン症が生まれる確率はまったく異なります。
では、年齢別に見るとダウン症の確率はどのように変化するのでしょうか?
20歳 1/1667
25歳 1/1250
30歳 1/952
35歳 1/385
40歳 1/106
45歳 1/30
この表を見てもらうと分かるように、お母さんの出産年齢が高くなればなるほどダウン症の発生頻度は高くなっていきます。
なぜ、高齢出産になるとダウン症が生まれやすくなる?
実は女性が一生のうちに作り出される卵子は全部胎児のうちに作られたものです。
その卵子が閉経するまで排出されるだけで、新たに作られることはありません。
すると、年齢の増加とともにどうしても卵子が損傷してしまう可能性が高くなってしまい、ダウン症発生確率が高くなってしまうのです。
ダウン症は遺伝するのか?
高齢出産とダウン症の出生確率に関係があることはわかりました。
ではダウン症は第二子にも遺伝するのでしょうか?
上の子がダウン症だったときに、次の子にもダウン症が遺伝してしまうと考えると出産を躊躇してしまいますよね。
ダウン症の再発率(遺伝)にはさまざまな説があります。
最も権威あるデータは少し古いですが、1984年にヨーロッパのデータを集めて発表された、「染色体異常全体では母体の年齢を問わず、再発率1.42%、ダウン症に限ると1.49%」というものです。
なので、上の子がダウン症だった場合、次の赤ちゃんがダウン症である確率は100人に1.49人ということになります。
この数字を高いと考えるか、低いと考えるかはあなた次第ですが、逆にいうと、100人に98人以上はダウン症ではないということになります。
よく考えた上で、家族や産婦人科の先生と相談して決めましょう。
まとめ
高齢出産だからといって必ずしもダウン症の赤ちゃんが生まれるわけではありません。
20歳で出産してもダウン症の赤ちゃんが生まれる可能性もありますし、40歳で出産してもダウン症の赤ちゃんが生まれない可能性もあります。
また、遺伝の可能性があることも分かりました。
ダウン症には高齢出産、遺伝などさまざまな要因が絡みますが、こればかりは天からの授かり物なので、あまり過度に気にしすぎないようにしましょう。
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