【妊婦が食事で気をつけること】牛乳を飲むと子供がアレルギーに?
妊娠すると食事が気になりますよね。
妊娠中は子供がアレルギーになるから3大アレルゲンである牛乳、卵、大豆の摂取は避けるようにという話をよく聞きます。
実際はどうなのでしょうか?
妊娠中に牛乳、卵、大豆を食べたらダメ?
妊娠すると、おばあちゃんや親から「牛乳や卵、大豆は子供がアレルギー体質になるから食べないように」といわれる妊婦さんも多いと思います。
しかし、牛乳や卵、大豆を食べてはいけないと言われていたのは10~20年前の話なんです。
米国小児科学会・欧州小児アレルギー学会では、
「明らかな根拠のない妊娠中の除去食は、母体や胎児の栄養の低下を招く危険性からも行わない」
という意見を出しており、牛乳、卵、大豆を食べないことによるアレルギー予防の効果は明らかでないという結論が出ています。
ただ、兄弟、親族に特定の食品にアレルギーがある場合は、妊娠8ヵ月以降の卵除去、アレルゲンになりやすい食品の偏った過剰摂取を避ける指導が行われています。
妊娠中は赤ちゃん・妊婦さんのためにも十分な栄養が必要とされています。
妊婦さん自身が食物アレルギーで特定の食品を食べることができない限り「食べないようにする」必要はなく、バランスのよい食事を心がけるようにしましょう。
どれだけ牛乳・卵・大豆を食べてもいいの?
ではどれだけ食べていいのでしょうか?
牛乳・卵・大豆だけではありませんが、特定の食べ物を大量に毎日食べるなどの過剰摂取はよくありません。
牛乳を水がわりに毎日ガブガブ飲んだり、毎日卵を3つ食べるなど極端に偏った食事をすると、子宮内感作を引き起こす可能性があるからです。
妊婦さんが食べたものは胎盤を通じて、胎児に移動します。
胎児にその食べ物に反応するアレルギー体質が備わっていると、子宮の中でアレルギー反応を起こす体質を獲得してしまうのです。
このことを子宮内感作といいます。
適量としては、牛乳でいうと200~300ml、卵でいうとしっかり加熱したものを1個が適切といわれています。
大豆に関しては、厚生労働省により「胎児に影響が出るかは科学的に証明できていないため、通常の食事から摂取する分には問題ない」とされています。
ただ、サプリメントで大豆イソフラボンを摂取することは推奨されていません。
牛乳屋や乳製品を摂取しないと・・
もし牛乳や乳製品を摂取しないと、妊婦さんの骨や歯からカルシウムを溶かして、赤ちゃんにカルシウムを送ってしまいます。
すると更年期以降、骨粗鬆症になる可能性があるので注意しましょう。
妊娠中は、多くの栄養素が必要になります。
妊婦さんにアレルギーがある食べ物を除き、牛乳や卵、大豆もバランスよく食べるようにして、栄養をしっかり取りましょう。
注意
夫婦ともにアレルギー体質の場合は子供もアレルギー体質になる可能性が高くなります。
そのような場合は、アレルギーの抗体検査や除去食を病院で相談しましょう。
まとめ
妊娠中でも、牛乳、卵、大豆の摂取は避けなくても良い。
カルシウムを摂取しないと、更年期以降、骨粗鬆症になることも。
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