【赤ちゃんが心配】妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）の胎児への影響

妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）と診断された妊婦さんが１番気になるのは赤ちゃんへの影響ではないでしょうか？

今回は、【赤ちゃんが心配】妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）の胎児への影響というタイトルをつけて、妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）が胎児に及ぼす影響を説明していきます。

妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）が胎児へ及ぼす影響

妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）の症状の１つである尿タンパクがひどくなると、毎日５ｇ～１０ｇのタンパクが妊婦さんから失われ、赤ちゃんへ渡せる栄養が少なくなってしまいます。

また、赤ちゃんは胎盤を通して酸素や栄養をお母さんからもらっています。

しかし、妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）がひどくなると血液の流れが悪くなり、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が行き届かなくなってしまいます。

その結果、赤ちゃんは酸素不足、栄養不足になってしまうのです。

充分な栄養が得られない赤ちゃんは 低出生体重児として生まれてきたり、酸素が長いあいだ不足すると脳に障害が出たり、最悪の場合お腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。

さらに、子宮収縮がおこると子宮から胎盤に向かう血液の流れがさらに悪くなることによっいて、赤ちゃんの酸素不足が深刻になります。

すると、赤ちゃんの心拍に異常が起こりやすくなるため、早急に母体から赤ちゃんを取り出す必要があります。

そのため、帝王切開での出産が必要になる場合が多いのです。

赤ちゃんは少ない体重で生まれてしまうと、後遺症を残す可能性も高まります。

妊娠中毒症（妊娠高血圧症候群）は悪化すると、母体、胎児ともに影響を与える非常に恐ろしい病気なので、発覚後は医者の指示に従うようにしましょう。