【基礎】妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)とは?原因を紹介
お腹が大きくなり、赤ちゃんが生まれる実感がどんどん強くなってくる妊娠後期。
赤ちゃんに会えることが楽しみで、赤ちゃんの服を買ったりと楽しい日々を過ごす妊婦さんも多いと思います。
しかし、この時期に注意しなければならないのは妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)です。
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)ってフレーズは聞いたことあるけど、そもそも妊娠中毒症って何?
っていう妊婦さんも多いのではないでしょうか?
今回は、【基礎】妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)とは?原因を紹介というタイトルをつけて妊娠中毒症の基礎について書いていきます。
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)とは?
高血圧、尿タンパク、むくみのうち、1つ以上の症状が見られたときに妊娠中毒症といいます。
しかし、現在では妊娠中毒症という病名から妊娠高血圧症候群という病名に変更になりました。
妊娠高血圧症候群と診断される条件としては、妊娠20週以降から出産後12週までのあいだに、高血圧もしくは高血圧と尿タンパクの両方が出たときです。
むくみは妊婦さんの約30%にみられる症状なので、むくみ=妊娠血圧症候群とするのは違うということから症状として除外されました。
しかし、除外された現在でもむくみは危険信号なので注意しましょう。
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)は妊婦さんや赤ちゃんにさまざまな合併症を起こすので、昔から検診では特に注意が払われてきた病気です。
50年前には妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)が原因で亡くなる方が年間2,000人もいました。
現在では年間20人程度まで減少していますが、まだまだ恐い病気であることには変わりありません。
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)はいつから?何割の妊婦さんがなる?
妊娠高血圧症候群は妊娠後期にあたる妊娠8ヶ月以降に発症する妊婦さんが多いようです。
妊娠高血圧症候群と診断される妊婦さんは、約1割といわれています。
「難しい病名だし、自分と関係ない」と思わないようにしましょう。
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の原因は?
妊娠高血圧症候群の原因については現在でもはっきりとは解明されておらず、研究途中です。
現在最も有力な説としては、妊娠15週頃までに胎盤の血管が正常に作られなかったというものです。
血管が正常に作られていないと、お母さんから赤ちゃんへ酸素や栄養がうまく届かなくなってしまい、赤ちゃんの成長が悪くなってしまいます。
すると、お母さんの体内では赤ちゃんに必要な栄養や酸素を流そうとして、血圧が高くなってしまうのです。
高血圧が妊娠高血圧症候群と診断するための条件でしたよね。
今回は妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の基礎と原因についてでした。
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